川口伝統の辛口麦味噌と技が活きる甘口米味噌

川口御成道 味噌

Kawaguchi-onarimichi miso

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川口伝統の辛口麦味噌と技が活きる甘口米味噌

川口御成道 味噌

kawaguchi-onarimichi miso

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川口の味噌文化は麦にあり

全国各地の気候や風土が色濃く反映された調味料・味噌。

古くから地域食文化の象徴として、色々な種類の味噌が根付いている地域が多い中、かつての埼玉で盛んだったのは、深い旨味とコクに塩味や酸味が調和した、辛口タイプの麦味噌造りでした。

特に川口は近隣から入手が容易だった大麦、豊富に沸き立つ上質な地下水、そして江戸との水運環境に恵まれたことで、天保元年から本格的に醸造が開始。ピーク時には南平地区(現在の荒川沿い)を中心に10の工場で醸造されていました。

当時の文献によると埼玉の麦味噌は「風味や色艶ともに比類なきものとして、東京では味噌界の王座を締めている」と高評価を獲得。

天然醸造で長持ちすることもあり、江戸だけでなく現在の大阪や北海道、樺太や南洋にまで流通していました。

大熊味噌醸造場全景 大正12年(1923年)以前

※川口市教育委員会提供

川口御成道 味噌造りに込めた想い

Passion for “kawaguchi-onarimichi”

一粒の豆に込めた職人気質

製造元:社会福祉法人ごきげんらいぶ

目指しているのは、川口御成道に根ざしていた麦味噌と、毎日の食卓においしいを届ける米味噌造り。この地に根付いた味噌文化を伝承・発展するために、一つひとつの作業にこだわっています。

所在地:埼玉県川口市大字西新井宿1159-1
電話番号:048-290-3000

1|大豆と米はすべて埼玉県産

多くの原料を使わない調味料だからこそ、原料の持ち味がストレートに現れるのが味噌の特徴。主役の大豆には行田産をはじめとした埼玉県産を100%使用。麦味噌と米味噌の味の違いを生み出し、コクや旨さを作りだす麦麹と米麹も国産にこだわり、品質基準をクリアしないものは省いています。

川口御成道味噌の原材料となる大豆

2|蒸し上げることで、大豆の旨味を逃さない

川口御成道味噌が大切にしているのは、自然の恵みを最大限に活かすこと。主役の大豆は十分な水分を含ませ芯が残らないようにするため、洗浄を経て一晩水に浸しておきます。その後、蒸煮(じょうしゃ)という工程で大豆を柔らかくしますが、旨味をお湯に逃がさないために皮を残して蒸し上げます。

3|ひと樽に想いを込めて

蒸し上がった大豆を計量し、麦麹あるいは米麹、塩を加えて練り上げたら、10キロ単位で樽につめて醸造します。ひと樽に想いを込めて、できるだけ昔ながらの製法に忠実に。旨味と栄養が凝縮した味わいを丁寧に作り出しています。

川口御成道ウェブサイトのトップ画像・その3

4|旨みが深まる長期熟成

味噌の表面に防腐を防ぐ化粧塩を施したら、麹の動きが活発になる温度管理を施して熟成させます。麦味噌は1年、米味噌は半年から1年、長期熟成米味噌は3年。完成した味噌の奥深い味や香りは、妥協のない仕事から生まれた結晶です。

川口御成道味噌づくりの様子・その7

私たちの味噌が料理をおいしくします

Miso will support your cooking

「料理の主役を作りたい!」という方には

川口御成道 麦味噌

こんな方におすすめ

味の特長

長期熟成による深い旨味とコクに、塩味や酸味が調和した辛口味噌。味噌の風味が際立ち、旨味を活かした料理に最適です。また、大豆に加えて麦由来の食物繊維やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富です。

相性のいい料理

・味噌汁(根菜・きのこ・具だくさん系)
・焼き味噌や田楽みそなどの、味噌の旨みを前面に出した料理
・根菜の煮込み料理、味噌おでん
・お肉や野菜の炒め物

「味噌を毎日食べたい!」という方には

川口御成道 米味噌

こんな方におすすめ

味の特長

塩味と旨味のバランスが良くやさしい味わいの甘口味噌。クセが少なく万人向けのすっきりとした風味で、甘めのコクと深みがあります。また、大豆由来の食物繊維やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄分の補給にも最適です。

相性のいい料理

・味噌汁(豆腐・わかめ)
・肉や魚の味噌漬けや味噌煮込み
・焼きおにぎりの味噌だれ
・鍋料理

「両方のいいとこ取りをしたい!」という方には

麦味噌と米味噌のブレンドがおすすめです

麦味噌7:米味噌3

麦味噌の風味や存在感はそのままに、米味噌のやさしい味が味わいをまろやかにする、味噌好きにたまらないブレンドです。

麦味噌5:米味噌5

麦味噌のキリッと引き締まった旨味と、米味噌のやさしい旨味が調和した、バランスが取れた奥行きのあるおいしさになります。

私たちのお店でも

色々な料理に川口御成道 味噌を使っています

香り豚のトンテキ 特製みそソース漬け

ザベスト川ブルピザ

味噌漬け牛たたき

新井商店もつ煮込み

川口産きくらげと川口味噌のガツ刺し

川口たたら豚もつ味噌煮込み

麦味噌カレーうどん

田楽味噌こんにゃく

川口炬火台ソフト

ちょっと気になる!?

お味噌に関するQ&A

Q:塩分が気になるけど大丈夫?

A:味噌は上手く使うと料理の塩分が控えめになる、食卓の心強い味方です!

例えば、1日の塩分摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、味噌󠄀汁お椀1杯の塩分は約1.2g。1回の食事にお味噌汁1杯と考えれば、塩分を心配する必要はありません。また、お味噌に含まれるカリウムには塩を排出する効果があります。

料理の味付けに味噌を使う際にも、他の調味料と比べて味がしっかりしているので少量で済み、他の料理と比較して塩分はそこまで高くなりません。

Q:味噌の色はどうやって生まれるの?

A:主に熟成期間と大豆の処理方法で、お味噌の色は変わります

色の違いが生まれる主な理由の一つは熟成期間。発酵・熟成の過程が長くなると赤くなります。

もう一つは大豆の仕込み処理の違い。大豆には味噌を赤褐色にする成分が含まれていますが、仕込みの際に大豆を煮ると成分が煮汁に移るので、白味噌を作る際には煮豆を使って仕込みます。

川口御成道味噌は蒸した大豆を使用するので赤褐色となり、熟成時間が長くなると更に色濃くなります。

Q:甘口と辛口の違いって何?

A:食塩・麹の量と熟成期間が、お味噌の甘口・辛口を決めます

味噌の甘口と辛口を決めるのは、食塩の量と味噌特有の要素である「麹歩合」。麹歩合は原料の大豆に対する麹の比率のことで、塩分量が同じなら麹歩合が高いほうが甘口になります。

川口御成道味噌は麦味噌と米味噌の食塩量はほぼ変わりませんが、麹歩合の分だけ甘口・辛口の違いが生まれます。

商品のご紹介

川口御成道 麦味噌

熟成が生み出す川口伝統の辛口

埼玉県産大豆と国産大麦を使用。

かつて川口をはじめ関東で親しまれていた、

今では貴重な長熟辛口タイプの麦味噌です。

川口御成道 米味噌

素材の持ち味をやさしく包む甘口

埼玉県産の大豆と米を使用。

素材を包み込むやさしい甘口に仕上げています。

川口御成道 三年熟成米味噌

三年の時間が作り出す深いコクと旨味

川口御成道 米味噌を三年間熟成。

長期熟成ならではの独特の風味と存在感を持つ

辛口タイプの味噌です。

※製造に時間を要するため、一部店舗限定取り扱い商品となります。詳しくはお問い合わせください。

商品取り扱い店舗

醸造所併設のクラフトビールと埼玉県産食材が楽しめるビアレストラン

川口ブルワリー

川口御成道シリーズを使ったおすすめ料理

・コク旨!香り豚のトンテキ特製みそソース漬け
・ザ・ベスト!川ブルピザ
・ジューシー!唐揚げエール
・リゾット風ビール飯

お酒好きのお客様と従業員が気軽に語らえる、立ち呑みスタイルのお店

新井商店 川口店

川口御成道シリーズを使ったおすすめ料理

・新井商店もつ煮込み
・みそ漬け牛たたき
・ねぎチャーシュー
・みりんハイボール

もっと発酵食品が好きになる、ふらっと一杯が楽しい角打ち

新井商店 西川口店

川口御成道シリーズを使ったおすすめ料理

・川口産きくらげと川口味噌のガツ刺し
・川口たたら豚もつ味噌煮込み
・豚ハラミ醤油煮込み(角煮風)

こだわりは埼玉県産地粉100%使用の自家製麺にあり

武蔵野うどん あらい

川口御成道シリーズを使ったおすすめ料理

・麦味噌カレーうどん
・田楽味噌こんにゃく
・川口炬火台ソフト

川口御成道 商品ラインナップ

埼玉県産の米と水が育む一杯が、食卓をおいしくする

川口御成道 純米酒​

創業1748年・埼玉の老舗造り酒屋・釜屋と共同開発。原材料に川口市産のうるち米「彩のきずな」を一部使用し、丁寧に造った一本です。

餅米を醸して生みだす自然な甘味と旨味

川口御成道 純米本みりん

埼玉の老舗造り酒屋・釜屋と共同開発。川口産もち米の自然な甘みと旨みが素材の持ち味を一層際立て、料理のおいしさを膨らませます。

熟成の一杯には麦芽の旨さと職人の技が活きている

川口味噌ビール/川口御成道エール

麦芽の甘みと香りを引き立たせ、フルーティで飲みやすいエールタイプの川口御成道エールと、川口御成道麦味噌のコクと風味が際立つ、川口味噌ビール。ものづくりの街に根付いた職人の技術と探究心が育む一杯です。

お問い合わせ

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株式会社アライ

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