もち米を醸して生みだす自然な甘味と旨味

川口御成道 純米本みりん

"KAWAGUCHI ONARIMICHI" junmai-honmirin

もち米を醸して生みだす自然な甘味と旨味

川口御成道 純米本みりん

kawaguchi-onarimichi junmai-honmirin

埼玉の自然が育む味わい豊かな本みりん

実はみりん造りが盛んな埼玉県。

 

三河(愛知)や千葉と並ぶ日本有数の本みりんの産地として評価される背景には、江戸時代から続く醸造文化や、豊富な水資源などの栽培環境、そして良質なもち米栽培にこだわる職人気質があります。

川口御成道純米本みりんの原材料は、川口を始めとした県内で育まれたもち米をはじめ、米こうじ、焼酎のみ。昔ながらの製法で作る自然なうまみとあま味が、皆さんの料理をおいしくします。

川口御成道 純米本みりん造りに込めた想い

Passion for “kawaguchi-onarimichi”

270余年の歴史がおいしさを醸す

製造元:株式会社釜屋

寛延元年(1748年)創業。

宿場町があった現在の地に、近江商人であった釜屋新八が、武蔵野の優れた酒米と近くを流れる利根川の豊富な水を使った酒造りをスタート。

今日まで培ってきた麹づくりや蒸米などの技術と、昔ながらの製法を融合させて本みりんを造ります。

純米本みりんが生まれるまで

もち米、麹、焼酎。わずか3つの原材料で造る本みりん。
だからこそ素材選びや製造工程には、細やかな気配りが求められます。
ここでは、私たちが手がける本みりんづくりの流れとこだわりのポイントをご紹介します。

1|もち米はすべて地元・埼玉の恵み

本みりんに使用するもち米はすべて埼玉県産。川口市産など複数の産地をバランスよくブレンドし、自然の良さを活かしています。米麹には地元・加須産の彩のきずなを使用。酵素力価の強い種麹を使用することで、米の分解がスムーズに進み、質の高い糖化が可能になります。日本酒とは違いあまり精米しないことで、米に含まれるデンプンやタンパク質をしっかり残し、みりん特有の甘みと旨みを引き出します。

2|仕込みのカギは「温度」にあり

洗米したもち米は約3時間かけて水をしっかり吸わせてから蒸し上げます。蒸しあがったもち米は一旦温度を下げてから、40℃ほどに保った麹と焼酎の入った仕込み用のタンクへ。みりんのベースになるもろみを造りを進めます。

3|米と麹、ゆっくり丁寧になじませる

もろみ造りの際には、もち米をかき混ぜすぎると餅のように固まり、糖化しにくくなるので、ゆっくり丁寧になじませることが大切です。こうして完成したもろみの中では、麹の繁殖で生まれる酵素が、お米のデンプンやタンパク質を旨味成分のブドウ糖・アミノ酸に分解。自然の力が発揮されるように、常温でゆっくりと発酵・熟成を進めます。

4|約5ヶ月かけて熟成。旨みが深まる

一般的なみりんは40〜60日程度で搾りますが、私たちの本みりんは約5ヶ月ほどタンク内でゆっくりと時間をかけます。この長期熟成でもち米がしっかりと溶けて、豊かな甘みと深いコクが生まれます。素材を活かし時間を味方にする。それが私たちの本みりん造りです。

皆さんの料理を本みりんがおいしくします

Sweet sake will support your cooking

おいしさを生み出す6つのキーワード

その1

うま味アップ

うま味の正体は本みりんに含まれる複数のアミノ酸や糖類。素材の持つ味を引き立て、料理全体のコクと深みを増します。

その2

上品な甘み

本みりんに含まれるブドウ糖やオリゴ糖など複数の糖類は、砂糖とは違ったまろやかで奥行きのある自然な甘みが特徴。料理の味に丸みを加えてバランスのとれた味わいになります。

その3

照りとツヤ

本みりんに含まれる糖分が、食材の表面に膜を貼って水分を保持。食材の表面に照りとツヤを出すことができます。特に煮物や焼き物に使うと、見た目がぐっと向上します。

その4

煮崩れ防止

魚やじゃがいものよう煮崩れしやすい食材も本みりんにお任せ。本みりんに含まれるアルコール成分が、加熱中の食材の繊維を引き締めるので、煮崩れを防ぎ見た目も美しく仕上がります。

その5

臭み消し

本みりんに含まれるアルコールには、肉や魚の生臭さを抑える効果も。食材と一緒に加熱すればアルコールが蒸発するときに食材の臭みも取り除くので、素材のクセを和らげて風味を整えます。

その6

味しみ促進

本みりんに含まれるアルコールが食材の細胞膜をやわらかくするので、うま味や甘み、調味料の染み込みをサポート。短時間の調理でも味がしっかり染みて、おいしく仕上がります。

こんな特長や使い方も

褐色の本みりんには健康効果が期待できる!?

本みりんを常温で置くと少しずつ色が変化するのですが、これは本みりんに含まれる糖類とアミノ酸が、時間の経過で「メラノイジン」という褐色混合物を生成するため。

実はメラノイジンには非常に優れた健康効果が期待できると言われており、整腸作用・コレステロールの低下・血糖値の上昇を穏やかにするなどの効果が確認されています。

川口御成道 純米本みりん

そもそも本みりんはお酒だった!?

現在は調味料として使われる本みりんが誕生したのは戦国時代。当時は「蜜淋酎」(みりんちゅう)と呼ばれ、甘いお酒として上流階級の中で人気を博しました。

その後、江戸時代の中頃には庶民にも普及。本みりんを井戸で冷やして焼酎で割った「本直し」が夏の暑気払いとして楽しまれていました。

時代が移り変わった現在も本直しはお酒好きの中で静かに定着。もちろん川口御成道純米本みりんも、炭酸水で割ればシュワシュワ感の心地よさとともに、温故知新のおいしさをお楽しみいただけます。

商品のご紹介

川口御成道 純米本みりん

素材と製法にこだわった、これが埼玉の本みりん

※外部サイトへ移動します

商品取り扱い店舗

醸造所併設のクラフトビールと埼玉県産食材が楽しめるビアレストラン

川口ブルワリー

醸造所併設のクラフトビールと埼玉県産食材が楽しめるビアレストランです。

ビールは川口御成道エールや川口味噌ビールをはじめ、シーズン限定の商品もご用意。
フードメニューは川口御成道味噌のタレがしっかり絡んだトンテキや、店内の特製大型窯で調理した窯焼き料理が人気です。

店頭では川口御成道の瓶ビールや各種味噌もお買い上げいただけます。

〒332-0016 埼玉県川口市幸町2-2-16 フジマルシェビル103
TEL:048-280-6130

お酒好きのお客様と従業員が気軽に語らえる、立ち呑みスタイルのお店

新井商店 川口店/西川口店

お酒好きのお客様と従業員が気軽に楽しく語らいたい。そんなお店です。

川口御成道純米酒をはじめとした埼玉各地の地酒をメインにセレクト。立ち呑みスタイルで気軽に飲み比べが楽しめます。

おつまみには、川口御成道味噌を使ったもつ煮込みや牛たたき、自家製の出汁がじゅんわり染みた川口おでんをご用意。

物販エリアでは川口御成道純米酒や味噌、ビールをはじめ、選りすぐりの日本酒や調味料、埼玉のお土産品を販売中!

※店舗や季節により、料理内容は異なります。

<川口店>
〒332-0016 埼玉県川口市幸町2-2-23
TEL:048-256-1010

<西川口店>
〒332-0021 埼玉県川口市西川口1-15-6

こだわりは埼玉県産地粉100%使用の自家製麺にあり

武蔵野うどん あらい

埼玉県産地粉100%の生地を、自家製麺で打ち立て&茹でたてでご提供。麺が太くコシが強い食べ応えのある武蔵野うどんのお店です。

豚肉の旨味ととろけるネギがたっぷり入った肉うどんや、埼玉の郷土料理「冷や汁」をつゆにした冷や汁うどん、カレーせいろうどんが名物です。

食後のスイーツには、川口御成道味噌をブレンドしたソフトクリーム「川口炬火台ソフト」がおすすめ。グリーンセンター内で、ご家族一緒に埼玉の味をお楽しみください。

物販コーナーでは、川口御成道の各商品をはじめ、県内各地のおいしいものをご購入いただけます。

〒333-0826 埼玉県川口市新井宿700 川口グリーンセンター内
TEL:048-299-9884

川口御成道 商品ラインナップ

味の決め手は埼玉県産の米と水

川口御成道 純米酒​

創業1748年・埼玉の老舗造り酒屋・釜屋と共同開発。原材料に川口市産のうるち米「彩のきずな」を一部使用し、丁寧に造った一本です。

これが川口伝統の味

川口御成道味噌

江戸で愛されたまろやかな塩味が特長の麦味噌と、麦味噌づくりの技術を活かして醸造する米味噌。伝統の味と新しく生まれた味をお楽しみください。

熟成の一杯には麦芽の旨さと職人の技が活きている

川口味噌ビール/川口御成道エール

麦芽の甘みと香りを引き立たせ、フルーティで飲みやすいエールタイプの川口御成道エールと、川口御成道麦味噌のコクと風味が際立つ、川口味噌ビール。ものづくりの街に根付いた職人の技術と探究心が育む一杯です。

商品に関するお問い合わせ

株式会社アライ

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